こんにちは、しでしんです。
ついに・・・ついに・・・先日入手したRaspberry Pi4でUSBブート可能に!
しでしんなりにUSBブートができるまでの道のりをまとめました。参考になれば幸いです。
ちなみに現時点の情報ですので、Raspberry Pi OSの64Bitが正式リリースになれば手順が変わるかもしれません。
Raspberry Pi OSの64Bit対応版をMicroSDにセットアップ
手順はこちらを参考に願います。舌足らずな部分はあると思いますが、MicroSDへ書き込めると起動できます。
ブートローダを新しくする
しでしんがインストールしたファームウエアは、USBブートに対応していないRaspberry Pi OSでした。MicroSDへインストールされているファームウエアのアップデートをしました。
現状のブートローダ設定の確認
ブートローダ、カーネル、ブート設定がどうなっているかを確認しましょう。Raspberry Piのデスクトップ画面から、ターミナル画面(Windowsでいうコマンドプロンプト)を起動して、下記3種類コマンドを打ちます。
$vcgencmd bootloader_version
$uname -a
$vcgencmd bootloader_config
このとき、vcgencmd bootloader_version の結果がしでしんと同じである場合はブートローダの更新が必要です。
ブートローダを最新にアップデート
USBで起動できない原因は、いまインストールされているブートローダがUSB起動に対応していないこと。aptで最新のブートローダを入手しておきます。
$sudo apt update
$sudo apt upgrade
2つのコマンドを打ちこんだら、アップデートへの準備。
/etc/default/rpi-eeprom-update
テキストエディタなので開いても保存できませんと言われますので、ターミナル画面でテキストエディタで開き、FIRMWARE_RELEASE_STATUSをcriticalからbetaに変えます。
$sudo nano /etc/default/rpi-eeprom-update
続けて、ブートローダを更新するコマンドを入力します。
$sudo rpi-eeprom-update -d -f /lib/firmware/raspberrypi/bootloader/beta/pieeprom-2020-06-15.bin
すぐに終わるので、完了後再起動。再起動後、ターミナル画面で更新する前と同じコマンドを入力。
$vcgencmd bootloader_version
$uname -a
$vcgencmd bootloader_config
しでしんと同じ設定になっていればOKです。
USBのHDDへデータをコピー
まずはRaspberry Pi本体にUSBのHDDを接続します。しでしんは120GBのSSDとUSB3.0のアダプタをAmazonで購入しました。
ELUTENG SATA USB 変換 アダプター 2.5インチ SATAケーブル 5Gbps 高速 SATA3 コンバーター USB3.0 2TB SSD/HDD 外付け 変換 コネクタ ハードディスク ポータブル
HIDISC 2.5インチ 内蔵型SSD 120GB SATA6Gb/s 7mm HDSSD120GJP3
接続し終わったら、Raspbeery Pi OSの左上のスタートメニューから「アクセサリ」→「SD Card Copier」でSD Card Copierを起動します。
Copy From Device → MicroSD
Copy To Device → USB-HDD
New Partition UUIDs →チェックを入れる
Startのボタンをクリックすると、Copy To Deviceの内容は全部消えるけどいい?って聞かれますので、問題なければYesをクリック。しばらく待ちます。
Copy Completeのメッセージが出れば完了。いったんRaspberry Piの電源を落とし、MicroSDを抜いて、USB-HDDを接続したまま起動してみましょう。
無事Raspberry Pi OSが起動すれば完了です。お疲れさまでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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